絶対おすすめ!クラブハウス専用かと思うほどのヘッドフォンをご紹介。Apple信者の私が遂にAirPods Proを手放した。
最近巷で大流行りのClubhouseですが、御多分に洩れず私もしっかりハマっております。実際にはClubhouse自体というよりは、「耳活」による新たなライフスタイルやビジネスモデルへの感度を高めることがメインですが。私自身の「耳活」体験としては、通勤電車の中でFlierという本の要約サービスをかねてより利用していました。しかし、老眼も進みスマホの文字を読むのが辛くなってからは、要約を音声として聞くことができる機能は大変重宝しており、車窓からの景色でリラックスしつつ、情報をインプットするスタイルはこれまでにない体験をもたらしてくれました。
さて、Clubhouseの何たるかは別の方に譲るとして、これだけ流行っている理由のひとつに、ライブ感が挙げられるでしょう。基本的に録音ができず、レアな「ここだけトーク」を聞き逃すまいと、フォローしている人がroomを開始するアラートに注意しながら、色々な部屋を巡回して、寝ているとき以外はずっと聞いているというスタイルの方が多いようです。
耳活には用途に応じたヘッドフォンが必要
ここで問題となるのが、ヘッドフォンです。寝るとき以外はずっと聞いている訳ですから、仕事中も「ながら運転状態」となります。リモートワークの方も多いでしょうからBGM的にスピーカーでクラハを流し続けるのもあるでしょうが、Zoom等でミーティングをする際に音を拾ってしまいます。
そこで、ヘッドフォンでクラハを聞きつつ、ミーティングはスピーカーからの音声で聞くというスタイルになるでしょう。日本の大半の企業におけるミーティングは適当に聞き流しても問題ない無駄なものが多く、内職をしている人もよく見かける光景です。発言が必要なタイミングを予測できる程度に聞き流しておけば十分なので、「耳活」が成立します。
とはいえ、ちゃんと聞こえる状態にしておく必要があるので、AirPods Proのように外部の音声を賢く取り込み、両方をいい感じに聞こえるようにするトランスペアレンシー(透過)機能が非常に重要になる訳です。
クラブハウサーはヘッドフォンをつけっぱなし
しかし、1週間ぶっ通しで、寝るとき以外はAir Pods Proをつけると、以下のような問題があり、その運用には少々無理があります。
- 耳への負担が大きい
- 密閉度が高く蒸れる
- 咀嚼音が気になる
最近のノイズキャンセリング機能の類は、耳への負担が小さくなってきましたが、それでも圧迫感のような違和感があり、数時間連続で聞いていると耳への負担を強く感じます。
また、密閉度が非常に高いため、汗などの水分が行き先を失い、蒸れた状態となります。それが朝から晩まで続くことで、外耳炎のリスクが高まります。実際、私は密閉度の低い(ポロポロとよく落ちる)旧型AirPodsでは全く発生しなかった症状でしたが、AirPods Proにしてから、外耳炎で何度か耳鼻科に行くことになってしまいました。
そして、ほとんどのクラブハウサーは仕事をしていますので、面白そうなroomは仕事前の早朝、昼休み、そして仕事が終わった後に開始されます。そう、食事をとる時間と結構重なるのです。そして、密閉度の高いヘッドフォンをつけて食事をするとその咀嚼音が気になって仕方ありません。
すなわち、iPods Proは通勤中やランニング中、もしくは映画を見るといった、せいぜい1、2時間程度の連続使用で、休憩中はケースに戻して充電することで、終日利用できるというユースケースに適しており、クラブハウサーに求められる、終日つけっぱなしにはそれほどフィットしないのです。
クラブハウス専用?
そこで私が激推しなのが、ambie wireless earcuffs(アンビーワイヤレスイヤカフ)です。しかし、改めてメーカーのページをチェックすると2021年1月15日に生産終了となっており、入手するには在庫を探すしかありません。以下のリンクは執筆時点の唯一の中古品で、プレミアがついて2倍ほどの値段になっています。すぐ売れると思うのでご興味のある方はお早めに。
このアンビーワイヤレスイヤカフの素晴らしさは、つけていることを忘れてしまうほど自然に身につけられることです。イヤーカフスと言うぐらいですから、アクセサリと同じ感覚で身につけることができます。
そしてなにより、耳を全く塞がないので、外部の音が自然に聞こえる上に、蒸れる心配も構造的にあり得ません。唯一の弱点としては、最大ボリュームにしても、大きな雑音の中では聞こえにくくなってしまうことぐらいでしょうか。
クラブハウサーが一度でも使ってしまえば、絶対もとには戻れないこと間違いなしのこの製品、次のバーションも開発中のようですので、メーカーのサイトをチェックしてみてください。