期待を超えることが本当に求められているのか?日本一高級なプリンと日本一甘いトマトを食べたら、人材評価について気になって仕方がない件 (1/3)
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今回は、日本一高級なプリンと、おそらく日本一甘いであろうトマトを実食したので、それをネタとするわけですが、自身が想定していた方向感とは大きく異なる展開となりそうです。当初はすごい食材なわけですから、誰にでもわかるほどの違いがあり、その「差」を感じながら、閃いた何かを記事にしようと思っていました。しかし、その違いが想定を大きく超えたとき、悲しい出来事が起こりました。そして、それれは私の中で組織と人材の関係性、すなわち人材評価へと「論理の飛躍」が起こったのです。それでは、話を進めていきましょう。
ことの発端ですが、家族で海外暮らしをしていたこともあり、様々な国の独特なローカル飯を日常的に楽しむ機会があり、また、出張も多かったので、そのお土産など、これまで多様な食文化を楽しんできました。帰国後は、現地の方が日本で営んでいる、日本人向けにアレンジされていないレストランを探しては、機会を見つけて出かけていました。
しかし、この新型コロナ禍の影響により、近所のスーパーの食材に限定された、自宅での食事が中心となり、何か、家族に衝撃を与えるような食材や料理は無いものかと探していました。少し話がそれますが、本当に日本のスーパーは食材に多様性がなく、買い物がつまらないです。最適化が進み過ぎて、どのスーパーに行っても似たようなものしか置いていません。(成城石井や紀ノ国屋はちょっとだけ楽しいですが、近所にありません。。。)多民族国家のスーパーでは、見たこともないような野菜や果物、スパイスなどが溢れていて、見て回るだけで本当に楽しいです。
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本題に戻りますが、巣篭もり生活の中で、家族のために感動体験が伴うレベルの美味しい何かを探していました。そこで目に着いたのが、日本一高級なプリンと日本一甘いと思われるトマトでした。高級なプリンといっても、金箔入りや桐の箱に入っているとか、銀座の一等地にお店があって、シャネルやエルメルがコラボしているといった、味とは無関係な要素により高価になっている訳ではありません。通販のみのプリン専門店です。1日50個の完全受注生産で専用スプーンを同梱してくる、そのこだわりは相当なものです。生産者の熱い思いは彼らのサイトでご確認ください。
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30グラムで1万円の抹茶を惜しみなく使っているというキャッチコピーも、少し前の私には響かない可能性があったと思います。しかし、今年の2月にミクソロジーとペアリングに拘ったレストランで食事をした際に出てきた「玉露」に衝撃を受け、お茶はコストと手間を惜しまなければ、味音痴の人にでも必ず分かるぐらいの違いが出ることを体験していました。(嘘のように甘いのです)そのため、このとんでもない価格の抹茶プリンは、感動体験をもたらすと確信していました。
次に、トマトの方ですが、こちらもかなり気合が入っています。皆さんもフルーツトマトと呼ばれるカテゴリーの甘いトマトを食べたことはあるでしょう。スーパーの甘さを猛アピールしたPOPにつられて買った事のある方もいるのではないでしょうか。これまで食べたそれらフルーツトマトの中で、その甘さが記憶に残っているものがありますか?おそらく、期待感たっぷりで食べると、所詮トマトというのが正直なところではないかと思います。
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しかし、断言しますが、こいつは違います。自ら「もはやフルーツ!」といっていますが、本当にフルーツレベルです。トマトの青臭さが全くないのです。個体によっては少し後味にトマト感があるものが混ざっていましたが、ほとんどはブドウでした。芸能人格付けチェックのTV番組がありますが、あれで出せば、赤ワインと白ワインの違いも分からない人たちには、ブドウと言い張ることができるでしょう。
そして、そのトマトを絞ったトマトジュースにも挑戦してみましたが、こちらも普通ではありませんでした。味の説明が難しいのですが、「裏ごししていない粒感の残る濃厚なビシソワーズ」のトマト版と表現してみましたが、イメージできるでしょうか?あっ、言い忘れていましたが、こちらのトマトも我が目を疑う価格設定なので、「自ら経験したことがないことは語るべからず」のポリシーがなければ、抹茶プリンもそうですが、ポチッとできなかったと思います。
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そして、家族が驚き、そして喜ぶ姿をニヤニヤと想像しながら、みんなで一緒に食べた時の、あの微妙な空気は忘れられません。「うーん、すごいのは分かるけど。。。」とか「普通のやつの方が好き。。。」
何故だーーー!!!! そして反省会へと続く。
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