日経ソーシャルビジネスコンテストで評価された「戦略的寄付」とは何か
今回の記事は、2020年1月に最終審査会が行われた、第3回の日経ソーシャルビジネスコンテストで発表した、「戦略的寄付」の概念についての紹介です。
ビジネスコンテストに応募した経緯
新規ソーシャルビジネスの検討を行うにあたり、社会貢献領域の知識不足を補うための活動として、資格取得を兼ねてファンドレイジングの学習を始めました。そして多くの非営利法人の方々と交流すると、多くの法人が資金調達に想像以上に苦労されていることを知りました。
日本ファンドレイジング協会によると、ファンドレイジングとは、
単なる資金調達にとどまらず、共感をマネジメントしながら組織と財源を成長させる力です。そして、人々に社会課題の解決に参加してもらうためのプロセスです。寄付から社会的投資まで含みます。
https://www.jfra.jp/
とされています。
一方で、大手営利企業においては、普段の業務の中で、キャッシュフローを意識することはほとんどなく、営業利益より外側の数値について興味があるのは、財務部など、ほんの一部の人にすぎません。
また、非営利法人にとっての重要な資金源である寄付には、多くの税制上のメリットがありますが、多くの大手企業にとっては、決算に与える影響もなく、社会貢献の観点で少々アピールできる程度の認識ではないでしょうか。
このような現状を踏まえ、アート思考のアプローチで、イノベーティブな資金調達の着想を得たため、「戦略的寄付」とうビジネスモデルの形で、世間の反応を確認するべく、日経新聞社が主催していたビジネスコンテストに応募しました。
戦略的寄付の概要
概要については、こちらのページを参照ください。
コロナウィルスの影響で、ファイナリストにスピーチの機会が与えられていたシンポジウムが延期されてしまったこともあり、ブログ上での情報発信を行うことにしました。外出自粛のGWでもあったので、2日間で一気に立ち上げることができました。
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お名前.com今回は概要だけに触れましたが、今後、具体的なソーシャルビジネスのアイディア例や、実現手法についても投稿していきいます。